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春の嵐


これは波留コーチ。
ある意味、嵐のようなひとですが・・・。
現役時代は幾度となく‘波留の嵐’見させてもらいましたから。

今日は天気予報でも春の嵐というくらいで
まあ風は強かった。気温は高かったですけどね。
その風の中、僕は飛行機に乗って福岡へ。
「えっ、これで飛ぶの?」ちょっとビビってた僕ですが
その割には思った以上に揺れなかったのでひと安心です。

しかし、オープン戦のこの時期になるといつも思い出すのが
「石井・波留、強制送還」という新聞の見出し。
今から12年くらい前だったな。近藤昭仁さんが監督のとき。
大阪から帰されてね。2人で。
その前の日が和歌山だったんだけど、その和歌山の夜に
何かがはじけちゃったんだね。2人で。
♪今~わたしの願い事が叶うのなら~、翼がほし~い♪(「翼をください」より)
って、まさに翼を広げちゃったんだよね、思いっきり。羽が生えちゃったの。
だからってそれが直接の原因じゃないんだけど。
ただこの年、オープン戦で2人とも精彩を欠いていてね(だから弾けちゃったんだけど)
監督に「お前らね、もう1回、思いっきり打って、守って、走ってやり直して来い」
って言われて横浜に帰されたの。それでトバッチリを受けたのが高木由一コーチ。
「なんで、お前らと一緒に俺も帰らなきゃならねえんだよ!」ブツブツと
文句言われながらも3人で新幹線で反省?しながら帰って来たのが昨日のようです。

あれから時は経ち

年老いたふたり。今じゃ、選手とコーチという間柄です。
それこそ一時期、一世を風靡したハマの1,2番コンビです。
波留敏夫という2番打者がいて僕が安心して1番を全うできた。
どれだけ彼に助けられたことか。性格的に彼が1番だったけどね。
あの時は静と動の1番打者がふたりいたようなもの。
動はもちろん波留コーチなんだけど、彼の方が僕より繊細でシャイだからね。

また彼みたいな選手とコンビを組んで
もう一度、あの頃みたいに繊細で且つ豪快な野球をやってみたいものです。

しかしふたりとも老けたよな。