いつでも笑顔で
痛恨!やってしまった!!
1対1の同点にされてなお2アウト1,2塁。バッター立浪さんの打球。バットの先っぽで突っついた打球。予測はしてましたよ。ボールにスピンがかかっていることも。そしてバウンドが変わることも。でもそれ以上だったんです。スピンのかかり具合が。両手で押さえる間もなくはじかれたんです。しかしこの場面でこの打球がくるかな、って野球の神様を恨みたいくらい。でもこれは思いっきり言い訳なんだけど、ほんとは言い訳なんかしたくないんです。自分を下げることになるし、ミジメになるだけだから。ただ、油断してとか、軽率にいったとかいうミスじゃないってことだけわかってもらいたいんです。それでもミスはミスのわけで、そこからさらにピンチが広がって逆転されたことに対しては、なんの言い逃れもできません。みんなに謝るしかありませんでした。高宮がいいピッチングをしていただけに、「頼む!なんとか抑えてくれ!オレんとこ打たせ」ってショートから祈っていたんですが、今の流れからしてルーキーの高宮にはあの場面はキツかった。ほんとに申し訳ない。
なんか開幕してからこのページで謝ってばっかりのような気がします。正直、こんな日は書きたくありません。でもひとりでこもっているよりも、どこの誰かに読んでもらうためにここで何かを書いてたほうが、気が晴れるかなって。
今日ゲーム前、ロッカーでうちの外国人ソニアが満面の笑みを浮かべて「石井さん、こんにちわ!」ってかたことの日本語だけど。「なんで、そんな笑顔なの?なにかハッピーなことでもあった?」「ううん、チームは負けてるけど、僕はお金を貰って好きな野球をやってる。やれなかった時期があったから、野球をやれる今が楽しいんだ」って。そして「いつまで野球を続けれるかわからないから、どんな状態でも今は笑っていたい」とも。
ハッとさせられました。自分から直訴して野手に転向したころ、「今年でクビかも」って思っていながら、練習がいくら辛くても野球が楽しかったなあって。そのときと今では置かれている立場と状況が違うかもしれないけど、原点はそこにあると思うんです。野球を楽しむ。昔、うちにいた駒田さん(現・解説)がよく言っていたことです。勝ちたいがために忘れてたこと。楽しく勝てるほど、そんな甘い世界ではありません。逆にこんな状況でニコニコしてたら、ファンのみなさんに怒られるかも。でも下を向いていても暗くなるだけです。それだったら、できるだけ上を向いて、できる限り笑っていたい。そう思います。
